INTRODUCTION
“考えるレストラン”ルール
- ディスカッション 45分、発表準備 5分、発表 10分
- 回答はひとつに絞ること
画用紙をガンガン使おう。とりあえず箇条書きにしようよ。かっこつけて、利益率とか答えちゃおうかな。とりあえず10分間くらい書いていこう。
― 10分後 ―
難しい。
難しいですね。
このくらいでいいかな。
そうですね。
よろしくね
商品知識は、絶対的信頼に繋がる。
はい、一番は笑顔と言葉遣い。レセプションを担当する中で感じるのが、お客様にとっては「入口にいるスタッフの第一印象=お店の印象」になる、ということ。丸の内は大人のお客様が多いので、特に礼儀(言葉遣いや視線)は意識しています。「この子は大人とも会話ができる」と感じていただくことは信頼獲得の観点ですごく大切です。それがお店の価値にも繋がると思ったので挙げました。
新丸ビルだと、大人のお客様と外国人のお客様が多いのかな?
博識な方も多いです。ワインやカクテルなど、これはあるの?って聞かれた時に自分たちがちんぷんかんぷんであってはいけない。
それと・・・雰囲気やアットホーム感。常連さんが多いので「○○さん」とお名前でお呼びしたり、手を振るとあちらからもすごい笑顔で返ってきたり。その関係性が良いなって。
そうですね、お客様との距離感です。新丸ビルの店舗はお客様の姿がエレベーターホールから見えるので、馴染みのお客様でしたら手を振ったり。常連さんになると「あっ、Meguちゃんいた!」とか。それがまたリゴレットに行く動機になるのかなって思いました。
あとは提案力。オーダーを取るだけなら誰でもできるし、それはHUGEじゃない。これも美味しいけど、今日のワインに合わせるのであればオススメはこれ。いらっしゃるシーン、お連れ様によってもこれって提案できるとお客様も選択肢が広がって、もっと楽しいかなって。
それと、気付きっていうんですかね?
お客様がスタッフを呼びたい時に、ちょっとしたサインにいち早く気づけるかどうか。それと、お店を良くするためにはスタッフ同士も気付き合えないと。小さな変化やちょっとしたタイミングのずれもきちんと話して共有したい。
僕はこれ(Meguのメモ:商品知識=絶対的信頼)が好きなんだけど、商品知識からの絶対的信頼ってすごくない?
やっぱりそれは必要。自分にとっても武器かなと思います。
もしかしてアサイさんのサービス講習に行ったことある?アサイさんは商品知識ってよく仰るよね。僕も講習で色々と勉強する意味が理解できた。毎日言うじゃん。メニューを噛まずに言えることが大切、とかね。
省ける手間も、省かない。
じゃあ次はRinjiさん。被ってもいいから発表しよう。
オペレーションもやらなきゃいけない中で、悔しい思いすることないですか?やべ、僕、今オペレーション重視しちゃったな、って。コンマ1秒の判断に対して毎日反省してます。しんどいけど遠回りだけど、「お客様目線が大切」と忙しい営業の中で常に忘れないようにしないといけない。オペレーション重視にすれば楽できると思うんですよ。
「tavern on S <es>」は駅から直結だけあってよりお客様が多いしね。
でも、遠回りしてでも目の前のお客様のためになることが絶対必要。「省ける手間も、省かない」という考え方が大切だと思います。
あとは、サービス・料理・雰囲気のバランスの取れた空間。サービスマンが良いのに料理が美味しくないとか。料理が美味しくても、接客態度の悪いお店に行ったりすると、もったいないって思っちゃう。バランスの取れたお店が一番かなって。
「tavern on S <es>」はすごくバランス取れてるよね。
ありがとうございます。それと、お客様が入ってきてほしい時に入り、邪魔をしてほしくない時には黒子になれる、二面性を持ったサービスマンがいる店は良いと思います。
例えばお客様が良い雰囲気のカップルだったら、その空間を楽しんでいただけるように、自分を出さない。出せるけれど出さない二面性のあるサービスマンがいるお店は素晴らしいと思う。
最後は・・・一発勝負ですね。お客様は予約をして、例えば誰と行こうかなって楽しみにして、一発勝負でうちの店に来てくださる。だから、我々は仮に1日何組も見ていたとしても、常に一発勝負だということは忘れちゃいけないと思いますね。そこが欠けると、リピートしてくださらないって思います。