INTRODUCTION
“考えるレストラン”ルール
- ディスカッション 45分、発表準備 5分、発表 10分
- 回答はひとつに絞ること
各自、紙に書いてからディスカッションしましょうか?
― 10分後 ―
オペレーションとクリエイティブ。
はい、じゃあ僕から。僕が思う理想の料理は、家で気軽に作れない料理。こういう環境で働いていると、外食には「家で気軽に作れない料理」を求めます。家ではできない調理法、バリュー感のあるメニュー、素材等、そこでしか食べられないものだと嬉しいです。
それと、これは作り手目線の話ですが・・・以前のお店にはキッチンに塩が無かったんです。仕込み済みの調味料をレードルで何杯みたいな。
オペレーション重視だったからです。「焼くだけ」「ソースを塗るだけ」だったので、HUGEに入って自分で味を決めるという経験をして、その奥深さにハマりました。
やればやるほどのめりこみますからね、料理って。でもオペレーションも必要だし、常にクリエイトする能力も持ち合わせていないとただの作業になっちゃうし・・・大切なのはオペレーションとクリエイティブのバランスですよね。
美味しい料理を作れた喜びは、励みになるし、また頑張ろうって思える。それが無いとやりがいを感じなくなってしまいそう。
余談ですが、家でご飯を作ると「以前より美味しくなった」って言われます。
接客して、会話して、ヒントを得る。
それじゃ、次は僕。理想の料理とは・・・まずは“手作りへのこだわり”。HUGEへの入社当初、これだけ大きな会社なのに、手作りにこだわっていて、そのクオリティが高いことに驚きました。
次に“美味しさ”。「NABUCCO」の立ち上げに参加して、お客様が2回目・3回目と繰り返しご来店してくださるのを見た時、やっぱり美味しいものを作ると次に繋がるんだ!と嬉しく感じたのを覚えています。
Nanaさんはどうですか?
今の私は、自由にチャレンジできる場を与えていただいています。使いたい食材で、自分がイメージするものを試作できて、シェフやホールスタッフに味見をしてもらった時のリアクションやお客様に出した時のフィードバックを聞いて、良い評価を得られるとものすごく嬉しいし、モチベーションが上がります。
私のお店は、ピザ釜の前がお客様がお食事をされるカウンターのお席になっているので、カウンター越しにピザを提供することもあります。そこでお客様とも会話ができるので、楽しいですね。
いいね!ずっとキッチンにいると、自分が何を作っているかわからなくなる時ってありませんか?
接客して、会話して、ヒントを得るというか・・・、特に「NABUCCO」はキッチンからお客様がすごくよく見えるんです。料理提供時の反応だったり、一口食べた時の表情だったり、をよく見るんですが、特に新メニューを始めた時は気になります。作るだけじゃなくて、たまには接客もやったり。自分で提供するのはいいなって感じますね。